キャンプ場所
キャンプで重要なのは、やはり場所選びです。どんなに良いベッドを作ろうが、どんなにふかふかの寝袋を持っていようが、落ち着いて眠れなければ、何の意味もありません。平らで静かな場所だけが、良いキャンプ場所の条件ではありません。自然災害や虫、動物が襲ってくる危険もあります。ここではキャンプに適した場所選びのポイントを紹介していきます。 |
キャンプ場の選択
キャンプサイトを選ぶさいには、気温が低すぎるところや湿気の多い所は避けます。川が氾濫した場合や冷たい風がふきつけた場合を想定して、水のかからない場所を選びましょう。特に虫をよけることを考えるなら、湿った地面は避けて、風通しの良い場所を探すことです。 森には“まき”やシェルターの材料が豊富にあるためキャンプには格好の場所に見えます。しかし枯れ木がテントの上に倒れてきたり、危険な動物がいたりすることがあるので十分注意しなければなりません。 |
理想的なキャンプサイト
木にある程度近いところが良いですが、枯れ木がテントに倒れてこないような場所を選びます。また、川には近いが氾濫の影響を受けないところ。動物が住んでいた痕跡の無いところ。谷などを選びます。ただし谷の場合は谷底は避けます。 地面が水平で水はけがよく、卓越風を防げる場所を選びます。(卓越風とは地域的、季節的にもっとも優勢な風のことです。) この風向きを見定め、出入り口が風上にならない ようにテントを設営します。たき火をするときには煙がテントの方に流れて いかない場所を選ぶことも重要なポイントです。 ★テント ★なだれの危険 ★水をくむ ★洗い場 ★たきび ★リバーベンド(川の曲がった部分の内側) ★洗濯 ★トイレ ★悪天候の場合にはテントのベースのまわりに 低い方に向かって溝を掘って、浸水を防ぎます。風が強い時にはテントの張り綱を大きめの石で 押さえておきます。 ★ザックから必要なものをその都度取りだし いらないものはみんなしまっておきます。そうすれば何がどこにあるかすぐわかり、緊急の 場合もすばやく動くことができます。また大切な道具をなくす心配も減ります ★ブーツを乾かす。 |
シェルターを作る
雨風を避け、休息し、眠ることができなくては サバイバルはおぼつきません。良いシェルターとつくれば、それだけ快適にすご すことができて、体を休めることもできるます。 ★簡易シェルター ★長期用のシェルター これは実用的ではありませんが、ログハウスを作ってしまう。そのためにはチェーンソーがあると便利です。 (チェーンソーには電動とガソリンで動くものが あるが、ガソリンで動くものを購入しておく。 費用は2万〜4万と各種ある)その他に切断した丸太の先を尖らしたり、組立時 に丸太がすべらないようにする刻み目をつける 小型の斧がいります。 ★洞窟を利用したシェルター |
テント内で酸欠にならないための心得
・マントルから不自然な炎が出るランタンはテント内に持ち込まないようにします。 ・ランタンの明かりが暗くなったら要注意です。酸欠になっている証拠で、しだいに一酸化炭素が発生する可能性があります。 ・雨の心配がなくても、結露が起きないようにテントのフライシートはかけておきましょう。 ・生地に口をつけて息を吹きかけたとき、空気が抜けないテントは結露が起きやすく、密室になる可能性が高いです。 ・テントのサイズや人数にもよるが、30分以内の燃焼では、換気をしなくても人体に与える影響はまずないです。 ・テント内でバーナーやランタンを使うときは必ず換気をすることが重要です。できれば入り口も開放すること。 もし換気をしないでテント生地に結露が生じたりするとテント内にまったく外気が入ってこなくなります。その結果酸素不足になって、バーナーの不完全燃焼が起き、一酸化炭素が発生します。一酸化炭素は無色無臭で、吸引すると中毒症状を起こすので非常に危険です。バーナーが不自然な燃え方をしたり、ランタンの明かりが暗くなったりしたら酸欠のサイン。要注意です! おすすめWEBサイト 5選2020/11/26 更新 |